Weather twin < a day >
( ウェザー・メディテーション・エクササイズ )
吹けば風展に出展している船川翔司氏と、即興的なダンス・パフォーマンスで知られるアーティストAokid氏によるイベントです。
作家とともに天気にまつわる所作を集めて、一日かけて天気をうまく感じるための心と体を準備します。
メディテーション(瞑想)とエクササイズの中間、もしくは別のなにかのためのクリエーションを行います。
日時:9月3日
当日の流れ
10:00-12:00 (挨拶と散歩)
12:00-13:00 (昼)
13:00-15:00(一度目)
15:00-16:00(休む)
16:00-17:30(二度目)
13:00と16:00からはお申込みいただいた方と一緒に美術館内で活動します。
各回定員20名・要予約・先着順、参加無料ただし企画展チケットが必要です(発券日は当日以外も有効)
お申込みされた方は各回の時間に展示室5にお集まりください。
このほかの時間のイベントの様子は自由にご覧いただけます。
出演:Aokid、船川翔司
*美術館の中と外で体を動します動きやすい格好でお越しください。
*雨天の場合、屋根のある場所で行います。
申込みは時間を選択してお申し込みください(8月20日18時から受付開始)。
13:00-
16:00-
ゲスト・アーティスト
Aokid
思春期に触れたヒップホップやパンク、青春映画のエッセンスをインスピレーションに踊りなどをを始め、ブレイクダンスを中心にしたテクニックをルーツに持つ。美術大学で映画専攻に入学後、周りの環境に感化されヴィジュアルアートやパフォーミングアーツの制作を開始。
ダンス作品や、イベント、パフォーマンス、ドローイングなどの活動を続けながら様々な分野のアーティストとの共同制作や人が集まる一時的なコミュニティの場を試行し、分野の境界線を可視化したり抽象的にスライドすることを実践する。
近年ではChim↑Pomや、藤倉麻子、高田マル、たくみちゃんといったアーティスト達との共同制作がある。主な活動にAokid city(2012~)、どうぶつえん(2016~)、StreetRiver&Beer(2019~)など。
今回出展している「Weather twin」という作品のタイトルは気象を表す慣用句として、「別々の地域で同じような気象現象が起きる」という意味を持っています。
別々のものが一陣の風が吹いた時に同じものに見えてしまったり、同じだと思っていたものが陽射しのわずかな明暗の変わり目にちがうものと思えたりと、天気の元では同じものが違うものに、違うものが同じになることがあります。
「天気」のスケールの中で、その天気の諸相に心と体で注意を向けるとき、翻って、心と体が同じになったり、違ったりすることを感じる時間になるといいですね。(船川翔司)