展覧会

ホー・ツーニェン

2021.10.23-2022.01.23

2021.10.23-2022.01.23

《一頭あるいは数頭の虎》2017年 ©️Ho Tzu Nyen

シンガポール出身の作家ホー・ツーニェンは、映像、インスタレーション、サウンド、演劇といったジャンルを横断しつつ、時に妖艶に、時にダイナミックに観る者を魅了しながら、現代につながる近代以降のアジアの問題に光を当てる。ホーの日本の歴史をテーマとしたプロジェクトは、2019年のあいちトリエンナーレの豊田会場における喜楽亭の「旅館アポリア」、2021年春の山口情報芸術センターでの《Voice of Void》に続いて、本展が連続する最後のものとなる。
本展は、第二次世界大戦中にマラヤ(現在のマレーシアとシンガポール)で活躍し、ともに「マレーの虎」と呼ばれた二人の日本人を軸に展開する。その一人は、マレー作戦の先鋒であった山下奉文将軍であり、もう一人は、マラヤの盗賊であり後に日本軍のスパイとなった、戦後に人気を博したヒーロー番組「怪傑ハリマオ(マレー語で虎の意)」のモデルとなる谷豊である。マレーと日本を舞台としてそこから様々に繋がる物語は、アジア全域にまたがる複雑な歴史を浮かび上がらせる。過去の史実は、幽霊のように私たちの前に立ち現れるだろう。

開館時間 10:00-17:30(入場は17:00まで)
休館日=月曜
関連イベントは、決まり次第お知らせします。
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