哲学者・作家の千葉雅也氏に、ともに暮らしながらも完全に飼い慣らされることのない身近な猫という存在を通して、生活に差し挟まれる有機的なノイズや、自分の秩序に従わない他者を迎え入れるということ、またその他者と共存するうえでの必要な距離について(『現代思想入門』より)、ご自身の思想に敷衍するお話をしていただきます。
千葉雅也
1978年、栃木県生まれ。
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。
専門は哲学、表象文化論。
立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。著書に『
動きすぎてはいけない』(河出文庫、
第4回紀伊國屋じんぶん大賞、第5回表象文化論学会賞)、『
ツイッター哲学』(河出文庫)、『勉強の哲学』(文春文庫)、『
意味がない無意味』(河出書房新社)、『デッドライン』(
新潮社、第41回野間文芸新人賞)、『ライティングの哲学』(
共著、星海社新書)、『オーバーヒート』(新潮社、「
オーバーヒート」第165回芥川賞候補、「マジックミラー」
第45回川端康成文学賞)、『現代思想入門』(講談社現代新書、
新書大賞2023)など。
下記URLからご視聴ください。
https://www.youtube.com/watch?v=q9VA6hr2ATA
期間 : |
2023年5月20日(土) 19:00〜20:00 |
会場 : |
オンライン(申込不要、無料) |