豊田市美術館　豊田市図工美術部会自主研修会　合同主催

より良い鑑賞へのガイド（とその難しさ）について考える

 

豊田市美術館では、2024年4月の豊田市博物館の開館を見据え、昨年度から市内の学校、博物館準備室と協力して児童生徒向けの鑑賞プログラムを作成してきました。そこでは美術について学ぶだけでなく、児童生徒どうしの、そして当館の作品ガイドボランティアとの対話や学びあいをとおして、主体的かつ探究的に美術作品に向き合い、児童生徒のさまざまな成長に寄与しうるプログラムを目指しています。

今年度の研修会ではそうしたプログラムの肝となる「鑑賞」について、そしてそれをどのようにガイドするかについて、美学者の森功次さんをお招きしてお話をうかがい、ともに考える機会とします。学校で教育に携わってみえる方やガイド活動をされている方向けの講座ですが、一般の方のご参加も歓迎します。ご参加お待ちしております。

 

講師：   森功次（もり　のりひで　大妻女子大学国際センター准教授）

講師について：

大妻女子大学准教授。専門は美学・芸術哲学。著作に『ワードマップ現代現象学』（新曜社、2017年、共著）、『世界最先端の研究が教える すごい哲学』（総合法令出版、2022年、共編著）など。論考に「われわれ凡人は批評文をどのように読むべきか：理想的観賞者と美的価値をめぐる近年の論争から考える」（『人間生活文化研究』、2021年）など。訳書にロバート・ステッカー『分析美学入門』（勁草書房、2013年）、ノエル・キャロル『批評について：芸術批評の哲学』（勁草書房、2017年）、ドミニク・マカイヴァー・ロペス、ベンス・ナナイ、ニック・リグル『なぜ美を気にかけるのか：感性的生活からの哲学入門』（勁草書房、2023年）などがある。

 

日時：   2023年9月9日[土]

午後1時～3時

会場：   豊田市美術館　講堂

＊参加無料

＊事前申込制

＊豊田市電子申請・届出システムよりお申し込みください（8/5[土]10:00受付開始）

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【連絡先】　豊田市美術館　教育普及担当

豊田市小坂本町８丁目５番地１

0565-34-6610

期間　　：	9/9[土]13:00-15:00
会場　　：	美術館講堂