教育普及活動レクチャーシリーズ 02
能動的に「視る」こと-いまもっとも大事なこと
豊田市美術館では開館以来、作品ガイドボランティアによる対話型の鑑賞を中心にしながら、ギャラリーツアーやワークショップなど、さまざまな教育普及活動を積極的に展開してきました。
近年、美術館によっては教育普及活動をラーニングと呼び変えるなど、美術館における学びのありかたや、それを提供する館の姿勢を再考する時期に来ていると言えます。当館では2020年度から、美術館での教育や学びについて考えるために、レクチャーシリーズとして現場で実践を続けてこられた方々にお話しいただく講座をはじめました。
今回は講師に降旗千賀子さんをお迎えして、日本における美術館での教育普及活動のこれまでを振り返りながら、これからを考える場を設けます。美術館の活動に関心のある方、学校で美術の教育に携わってみえる方など、一般の聴講も歓迎します。ご参加お待ちしております。
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講師: 降旗千賀子(元目黒区美術館学芸係長、&4+doキュレーター)
武蔵野美術大学大学院工業工芸デザイン科修了後、目黒区美術館には、作品収集、展覧会企画、教育普及事業の全体に関わる。美術、建築・デザイン分野を横断する複合的な展覧会を積極的に企画。一方で、色材を構造的に構成した「色の博物誌」展を
1992年から
2016年まで継続的に行う。さらに、教育普及にも力を注ぎ、目黒区美術館オリジナルの「画材と素材の引き出し博物館」を企画制作。時間と場所とテーマを共有するコミュニケーションを重視したワークショップ活動を数多く企画し、展覧会とワークショップを組み合わせた「循環する美術館」の活動を定着させた。
2019年目黒区美術館退職後は、東京藝術大学大学院ほか、大学で教育に関わりながら、フリーで展覧会企画、ワークショップ企画を行っている。2020年建築学会文化賞受賞。
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日時: 2022年2月20日[日]14時-16時
定員:60名
会場: 豊田市美術館 講堂
*参加無料
*定員30名(要事前申し込み)
申し込み方法:
①氏名(ふりがな)②電話番号③住所を記入の上、件名を「教育普及活動レクチャーシリーズ02」として豊田市美術館(gakugei@city.toyota.aichi.jp)までメールにてお申し込みください。
*お一人様一回限り。お申込みいただいたご本人様のみご入場いただけます。
*結果詳細はメールにてお知らせします。
*お申込みいただいた情報は、当イベントの目的以外には使用いたしません。
申込期間:
先着順。2月19日[土]まで。
*定員に達し次第受付を終了します。
問い合わせ:豊田市美術館教育普及担当
gakugei@city.toyota.aichi.jp
0565-34-6610
期間 : |
2022年2月20日[日]14-16時 |
会場 : |
講堂 |