展覧会

コレクション展 歿後20年 若林奮

2023.10.21-2023.12.24

2023.10.21-2023.12.24

若林奮《大風景 (4th Stage)》1964, 91年、豊田市美術館蔵 ©WAKABASHI STUDIO
若林奮《100の羨望 I》1967, 71年、豊田市美術館蔵 ©WAKABASHI STUDIO
若林奮《立体ノート Ⅰ~Ⅷ》1973-74年、豊田市美術館蔵 ©WAKABASHI STUDIO
若林奮《100粒の雨滴 I》1976年、豊田市美術館蔵 ©WAKABASHI STUDIO
若林奮≪振動尺試作 I》1976-77年、豊田市美術館 ©WAKABASHI STUDIO
.若林奮《所有・雰囲気・振動-草の侵略及び持物について Ⅰ~Ⅴ》1981-84年 豊田市美術館蔵 ©WAKABASHI STUDIO
若林 奮《胡桃の葉》1994-96年、豊田市美術館蔵 ©WAKABASHI STUDIO
若林奮《水没の振動尺》2002年、豊田市美術館蔵 ©WAKABASHI STUDIO

自然に対する独自の視点と精緻な観察に基づく作品で、戦後日本美術に大きな足跡を残した彫刻家・若林奮(わかばやし いさむ/1936-2003)。
若林のつくり出す作品は、積み重ねられた省察と深い思索に支えられながらも、寡黙で多くを語ることはありません。修辞らしき部分を一切削ぎ落として本質に迫ろうとするその禁欲的な形態、鉄や銅、鉛といった金属あるいは硫黄などの素材によって成り立つ緊張感に満ちた表面には、思索の対象に対する鋭敏な感性と制作における強靭な意志とが交差しつつ生まれる繊細な詩情と深遠な思想が漂っています。それは、彫刻とはどのように在りうるのかという根源的な問いから発するものであり、また、空間や時間を含んだ自然やそこにある事物を、自己という唯一の存在を尺度として認識しようとする、作家自身の具体的で私的な経験の証跡となるものでしょう。若林の作品が持つこのような特徴が、彼をして現代日本美術の流れのなかで重要な位置を占めさせています。
今年は、若林が歿して20年の節目にあたります。この機に、豊田市美術館が所蔵する若林作品をまとめて展示して、その作品に向き合い、改めてこの稀有な作家の思想に触れます。

 

*素描作品は会期中展示替えを行います。 前期:11月19日まで 後期:11月21日から

開館時間 10:00-17:30(入場は17:00まで)
休館日=月曜
観覧料

一般300円[250円]、高校・大学生200円[150円]、中学生以下無料
*「フランク・ロイド・ライト」展の観覧券で本展もご覧いただけます。
*[ ]内は20名以上の団体料金
*高校・大学生は、学生証をご提示ください。
*次の方は観覧料が無料になります。(要証明)

・障がい者手帳をお持ちの方(介添者1名)
・豊田市内在住又は在学の高校生の方
・豊田市内在住の18歳以下の方(満18歳から最初の3月31日まで)
・豊田市内在住の満70歳以上の方

*その他、観覧料の減免対象者及び割引等については、こちらをご確認ください。

関連イベント

関連イベントは、決まり次第お知らせします。
一覧に戻る