展覧会
2023.02.25-2023.05.21
2023.02.25-2023.05.21
愛知県美術館・豊田市美術館 同時期開催コレクション展
愛知県美術館・豊田市美術館 同時期開催コレクション展
愛知県名古屋市に生まれた徳冨満(1966–2001)は、知覚と認識のあいだのちょっとした ズレや、物のかたちと同一性をめぐる思索を、鮮やかな手つきで作品として提示するアーティストです。東京藝術大学を卒業後、愛知県新進芸術家海外留学奨学金を得てロンドンへ渡った徳冨は、当時アートシーンを賑わせていたYBAs(ヤング・ブリティッシュ・アーティスト)からの刺激を受け、外界を目で見ることそのものをあらためて深く問い直したり、身体的なスケール感覚と天文学的な距離や大きさの感覚を接続したりしながら、独特な思考をかたちにするようになりました。しかし2000年に急性白血病の診断を受けて帰国、翌2001年、これからの活躍が期待されるなか35歳の若さでこの世を去りました。
豊田市美術館と愛知県美術館は、2016年度から作家遺族が保管する作品の調査を進め、収蔵してきました。「plus, minus, infinity」(小山登美夫ギャラリー、2006年)以来17年ぶりとなるこの度の回顧展では、両館が所蔵する全作品の展示を通じて、絵画、彫刻、インスタレーションと短い活動期間にもかかわらず多彩な作品を生み出したアーティスト・徳冨満の全貌をご紹介します。
会期 | 2023年2月25日[土]-5月21日[日] |
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休館日 | 月曜日[2023年5月1日は開館] |
開館時間 | 午前10時-午後5時30分[入場は午後5時まで] |
観覧料 | 一般300円[250円]/高校・大学生200円[150円]/中学生以下無料
【観覧料の減免について】 – 高校・大学生は、学生証をご提示ください。 – 次の方は観覧料が無料になります。(要証明)
*本展覧会は、同時開催の「ねこのほそ道」展の観覧券でご覧いただけます。 |
主催 | 愛知県美術館、豊田市美術館 |