展覧会
2014.07.20-2014.09.15
2014.07.20-2014.09.15
Jean Fautrier
Jean Fautrier
戦後のフランス絵画を切り拓いた男 日本初の回顧展
ジャン・フォートリエ(1898-1964)は20世紀フランスを代表する画家の一人です。
第二次世界大戦の戦時下に描かれた「人質」連作の激しく歪んだ半ば抽象的な人物像は
人類の暴力を告発する20世紀絵画の証言者として位置づけられています。
そこでの絵具の素材感もあらわな独自の表現方法は、絵画の役割を外界の描写から解放し、画家の行為の場へと
そして絵具という物質とイメージとが混交し詩情を醸し出す場へと転じました。
この転換は同時代の抽象絵画の運動とも呼応し、フォートリエはヨーロッパにおける「アンフォルメル」の
先駆けと評されることになります。
そうしたフォートリエの作品は、1959年の作家の来日をハイライトに20世紀後半の
本邦の美術界にも多大な影響を与えました。
本展は、日本でははじめてとなる画家没後の回顧展として、彫刻や版画なども含めた約90点でフォートリエの魅力を余すとことなく紹介するものです。20世紀美術に偉大な足跡を残した画家の全体像をとおして、時代の証言に耳を傾けていただけますと幸いです。
開館時間 | 10:00-17:30(入場は17:00まで) 休館日=月曜 |
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主催 | 豊田市美術館、中日新聞社、東海テレビ放送 |
後援 | 在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本 |
協力 | エールフランス航空 |
観覧料 | 一般1,000円[800円]/高校・大学生800円[600円]/中学生以下無料/ |
前売券 | 豊田市美術館、チケットぴあ[Pコード:766-274]で7月19日[土]まで発売 |