Collection

コレクション

森村 泰昌 (もりむら・やすまさ)

[1951 - ]

なにものかへのレクイエム(創造の劇場 /ヨーゼフ・ボイスとしての私) [2010年]

  • ゼラチンシルバープリント
    120.0×150.0cm(image)
  • ©MORIMURA Yasumasa, 2018

なにものかへのレクイエム(記憶のパレード/1945年 アメリカ) [2010年]

  • ゼラチンシルバープリント
    178.0×135.0cm(image)
  • ©MORIMURA Yasumasa, 2018

なにものかへのレクイエム (遠い夢 / チェ) [2007年]

  • ゼラチンシルバープリント
    120.0×96.0cm(image)
  • ©MORIMURA Yasumasa, 2018

[音声ガイド]

なにものかへのレクイエム (赤い夢 / マオ) [2007年]

  • 発色現像方式印画
    150.0×120.0cm(image)
  • ©MORIMURA Yasumasa, 2018

烈火の季節/なにものかへのレクイエム(MISHIMA) [2006年]

  • ヴィデオ
    7分47秒
  • ©MORIMURA Yasumasa, 2018

[音声ガイド]

セルフポートレイト(女優)/バルドーとしての私・2 [1996年]

  • イルフォクローム
    120.0×95.0cm
  • ©MORIMURA Yasumasa, 2018

[音声ガイド]

この作品は、森村泰昌が往年の名女優に扮してセルフポートレイト写真を撮影した〈女優シリーズ〉を代表する1点です。ここで森村が扮装しているのは、フランス映画界を代表する女優ブリジッド・バルドー。ハーレーダビッドソンにまたがって凛々しくポーズを決めています。背景には、エッフェル塔と凱旋門のイメージを合体させて造られたという大阪の通天閣が選ばれています。女優バルドーと大阪の名所「新世界」というありえない組み合わせの妙が、見る者の笑みを誘うでしょう。遠近感の効いた演出的な構図によって、ハーレーダビッドソンにまたがるバルドーと通天閣のコントラストはより強く明快なものとなり、いわゆる「フランス的なイメージ」が「大阪的イメージ」と一体となって見る者に迫ってくるのです。

セルフポートレイト 駒場のマリリン [1995/2008年]

  • ゼラチンシルバープリント
    137.0×137.0cm
  • ©MORIMURA Yasumasa, 2018

[音声ガイド]

肖像 (ゴッホ) [1985年]

  • 写真
    120.0×100.0cm
  • ©MORIMURA Yasumasa, 2018

[音声ガイド]

 一見したところゴッホの自画像の油絵を複写した写真に見えます。しかしこの肖像の両目に生身の眼球のリアルさを見て取れば、作品のからくりを見破ることができるでしょう。よく知られたゴッホの自画像をモデルに、作者の森村自身が変装しているのです。絵画の中のモデルに近づくために、森村は衣装や背景を作りこみ、顔にはドーランで化粧を施しているのです。 名画の登場人物や映画女優、20世紀の歴史的人物などに自らが扮するセルフポートレイト写真で知られる森村泰昌。その作品は時代、性差、人種の壁を超えた現代の自画像表現として、国際的に高い評価を集めています。この作品は、こうした森村スタイルの出発点となった重要な作品です。

肖像 (カミーユ・ルーラン) [1985年]

  • 写真
    120.0×100.0cm
  • ©MORIMURA Yasumasa, 2018
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