Collection

コレクション

丸山 直文 (まるやま・なおふみ)

[1964 - ]

appear [2008年]

  • アクリル、綿布
    183.0×366.0cm
  • ©MARUYAMA Naofumi, 2018

Path 4 [2005年]

  • アクリル、綿布
    185.0×185.0cm
  • ©MARUYAMA Naofumi, 2018

[音声ガイド]

淡い黄と緑の上に紫の線が広がっています。ところどころ描かれた木も、人物も上下反転して、まるで水面に反射しているかのように見えます。 画面上を行き来する曲線と反復されるかたちは、そのなかを走っていく人のすがたから想像される身体の揺れや足音と重なって、作品の中に動きやリズムを生み出しています。 作者の丸山直文は素のコットンの布にそのまま絵具を染み込ませるステイニングという技法を用いて絵画を描いています。布の上に薄く水を伸ばし、そこに筆で描くと絵具がにじんでいきます。丸山は、そうした制作方法とここに表された水面のような景色とを重ねあわせ、イメージというものの、あいまいで、だからこそ豊かなありかたを探ろうとしています。

breeze of river 2 [2004年]

  • アクリル、綿布
    181.8×227.3cm
  • ©MARUYAMA Naofumi, 2018

[音声ガイド]

画面右側に一艘のボートを漕ぐ人と、その反転した像が描かれています。上方にある黄色の線は対岸の印しでしょうか。画面の下側から左側に広がる濃い緑の色斑は、こちら岸にある木を描いているようです。では画面のここそこに舞う様々な色はどうでしょう。水面に反射した光なのでしょうか。 この作品は、湿らせた綿布の上に薄く溶いたアクリル絵具で描かれています。絵具が沁み出し、全ての輪郭が判然としないために、私たちの焦点もこの絵の前で定まることがありません。ボートという手がかりを失えば、もはや奥行きもなく、ただ一枚のカンヴァスに色が舞っているだけのようにもみえます。この曖昧模糊とした表現は、親密さと同時に、私たちに、その絵の世界に入ることこができないのだという寂しさも感じさせるのではないでしょうか。

breeze 2 [2004年]

  • アクリル、綿布
    227.0×145.5cm
  • ©MARUYAMA Naofumi, 2018

仮象 (Ⅰ) [1993年]

  • アクリル、綿布
    183.5×259.5cm
  • ©MARUYAMA Naofumi, 2018
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