豊田市美術館 (Toyota Municipal Museum of Art)

WEB DESIGNED BY RANAEXTRACTIVE INC.


常設展

常設展

荒木経惟 往生写集


2014年4月22日[火]-6月29日[日]
Apr.22 [Tue] -Jun.29 [Sun], 2014

荒木経惟 往生写集

展覧会概要

アラーキーの愛称で親しまれる写真家、荒木経惟[あらき・のぶよし](1940年- )の作品を紹介する展覧会を開催します。本展覧会は、これまでに様々な出会いを経験してきた荒木が、近年、彼自身の「往生」を意識し始めたことを機に企画されました。

テーマは「顔」「空景」「道」。荒木は、デビュー作《さっちんとマー坊》以降、出会った人々の一瞬の表情を捉えた写真を数多く発表してきました。また、妻・陽子の入院先の病室から空を撮影したのを機に「空景」を撮影し始め、現在も朝の空の撮影を日課としています。これら「顔」や「空景」の作品に共通するのは、現実世界をリアルに切り取る写真表現の強度を保ちながら、対象に愛と慈しみの視線を投げ掛けて、その親密なコミュニケーションの跡を作品に残そうとする荒木の姿勢です。
他方、彼は2000年代に入り前立腺癌を発症。09年にはガン宣言を行い、摘出手術も経験しました。さらに翌10年には、妻亡きあと唯一の家族であった愛猫チロの死に直面。11年には東京都内で東日本大震災を迎えます。展覧会場では、前半に「顔」や「空景」の代表的な表現を辿り、その後に「道」の章としてガン宣告以降の作品をご覧いただきます。

荒木は「人生は特別なものではなく、日々の出会いの積み重ねである」「しかし、人は様々な道を生きる」と語ります。日常の過ぎ行く一瞬を切り取る写真は、荒木にとっては人生への深甚な想いを託すべき媒体なのです。この機会に、日本を代表する写真家、荒木経惟の鋭敏な感覚が捉えた豊かな「生」の表現に触れていただければ幸いです。

荒木経惟=1940(昭和15)年東京都台東区三ノ輪生まれ。63年千葉大学工学部写真印刷工学科卒業後、大手広告代理店の電通に宣伝写真カメラマンとして勤務。64年子供の姿を追った『さっちん』で第1回太陽賞受賞。71年妻・陽子との新婚旅行の道程を撮影した自費出版の写真集『センチメンタルな旅』により、作家の日常を日記のように記録していく「私写真」と呼ばれる新しい写真表現を切り拓く。90年陽子の病気の発覚から亡くなるまでの日々を記録した『センチメンタルな旅・冬の旅』を出版。その後も、花、自宅のベランダ、故郷・東京の移り行く景色、そして人々の顔や空といった被写体を通して生と死を見つめる作品を発表してきた。1999年に織部賞、2008年オーストリア科学・芸術勲章受賞、2011年第4回安吾賞、2013年毎日芸術賞等を受賞。


主  催:豊田市美術館 テレビ朝日 メ~テレ 
共  催:朝日新聞社
協  力:一色事務所 写真弘社
会  期:2014年4月22日[火]-6月29日[日]
休 館 日 :月曜日[5月5日は開館]
開館時間:午前10時-午後5時30分
     (入場は午後5時まで)
観 覧 料 :一般1,000円[800円]/高校・大学生800円[600円]/中学生以下無料

[ ]内は20名以上の団体料金/市内高校生、障がい者及び市内75歳以上は無料[要明]

前売券=豊田市美術館、チケットぴあ
[Pコード766-024]で4月21日[月]まで発売

関連事業のご案内


学芸員によるスライドレクチャー
日  時:5月31日[土]午後3:00-4:00 
会  場:豊田市美術館講堂[定員172席]

学芸員によるギャラリートーク
日  時:5月17日[土]、6月1日[日]
     6月14日[土]
     午後3:00-4:00

作品ガイドボランティアによるギャラリーツアー
木曜日を除く毎日午後2:00から。(約1時間)
土、日、祝日は午前11:00と午後2:00から。
ただし、開催されない場合があります。

書籍のご案内

『荒木経惟 往生写集』 平凡社
4月22日[火] 刊行予定。
本展覧会に併せて編集された荒木のデビューから現在までがわかる書籍です。
B5判(257×182cm)、300頁予定、価格未定。
※美術館ミュージアムショップでご購入いただけます。



対談「寂聴とアラーキーの往生漫談」

  

瀬戸内寂聴とアラーキーが、往生をキーワードに人生を美しく生きるための美学を語ります。


主  催:豊田市美術館 テレビ朝日 メ~テレ 
共  催:朝日新聞社
出  演:瀬戸内寂聴(比叡山延暦寺禅光坊住職、小説家)×荒木経惟(写真家、本展出品作家)
司  会:阿川佐和子(作家、エッセイスト)
日  時:2014年5月11日[日]午後2:00-3:30
場  所:豊田市コンサートホール[定員1,000人]
チケット:一席1,500円 

※3月1日[土]からチケット・ぴあにて受付け。
※3月22日[土]から豊田市美術館受付けでも販売。(売り切れ次第、終了します。)
※豊田市美術館「荒木経惟 往生写集ー顔・空景・道」展も同時にご覧いただけます。
豊田市美術館1階チケット・カウンターまたは対談当日のコンサートホール受付にてチケットをご提示ください。
展覧会期中、1名様1回に限り、本展覧会(2014年4月22日[火]-6月29日[日])
をご覧いただける招待券1枚をお渡しします。


プログラム 
瀬戸内寂聴(比叡山延暦寺禅光坊住職、小説家)
荒木経惟(写真家、本展出品作家)
司 会: 阿川佐和子(作家、エッセイスト)

午後0:30

 開場

午後1:00

 開演

午後1:05-1:45

 コンサート

午後2:00-3:30

 対談「寂聴とアラーキーの往生漫談」

午後3:30

 閉幕


交通のご案内
豊田市コンサートホール

〒471-0025 愛知県豊田市西町1丁目200番地 豊田参合館8階

[名古屋駅より名鉄豊田市駅まで]
 地下鉄東山線伏見駅乗り換え、地下鉄鶴舞線豊田市行き終点下車。

[名鉄豊田市駅または愛知環状鉄道新豊田駅より]
 名鉄豊田市駅前
 愛知環状鉄道新豊田駅より徒歩5分

[お車ご利用の場合]
 東名高速豊田IC より約15分
 東海環状自動車道豊田松平IC より約15分


問合せ先
豊田市美術館
〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1
Tel.0565-34-6610 http://www.museum.toyota.aichi.jp

一覧に戻る

PAGE TOP