豊田市美術館 (Toyota Municipal Museum of Art)

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企画展

企画展

アントワープ王立美術館所蔵 ジェームズ・アンソール ―写実と幻想の系譜― James Ensor in Context. Ensor and the History of European Art from the Collection of the Royal Museum of Fine Arts Antwerp

2012年4月14日[土] ~ 6月17日[日]
Apr.14[Sat]-Jun.17[Sun]

アントワープ王立美術館所蔵ジェームズ・アンソール ―写実と幻想の系譜―
James Ensor in Context. Ensor and the History of European Art from the Collection of the Royal Museum of Fine Arts Antwerp
Lukas-Art in Flanders vzw/KMSKA

1.	アンソール《牡蠣を食べる女(色彩の国にて)》1882年
2.	アンソール《仮面の中の自画像》1899年、メナード美術館(特別出品)
3.	アンソール《首吊り死体を奪い合う骸骨たち》1891年
4.	アンソール《レンブラントの模写

ジェームズ・アンソール(James Ensor, 1860-1949)は、ペーテル・パウル・ルーベンス以降もっとも名声高きベルギーの画家として、そしてルネ・マグリットやポール・デルヴォーと並んでベルギー近代絵画を代表する画家として国際的に知られています。「仮面の画家」とも称される彼の作品には、仮面や怪物、骸骨といったグロテスクなモティーフが華麗な色彩で描かれ、人間の心の奥にある偽善や虚飾などの感情がユーモアを交えて表されています。あまりに斬新かつ個性的な彼の画風は、発表当時には世間では受け入れられませんでしたが、世紀転換期ごろから今日に至るまで高い評価を得ており、表現主義やシュルレアリスムを予言する「20世紀美術の先駆者」とも呼ばれています。
独創的な彼の作品は、しかし、伝統的なフランドル美術や同時代のフランス印象主義などにも大きな影響を受けていました。アンソールは彼らしい想像力に満ちた画面を生み出すにあたって、ブリューゲルやボスといったフランドル絵画のユーモアのある不思議な幻想を終生愛した一方、とりわけ初期の静物画や海景画では、現実の移ろいゆく光の効果や、卓上の静物の鈍い反射を卓越した技法で写し描きました。彼は「仮面の画家」として孤高の存在であったと同時に、ゴヤやターナーに憧れる「光と激烈さの画家」でもあったのです。
本展では、アントワープ王立美術館が誇るアンソールの傑作《陰謀》のほか、発表当時サロンで話題となった《牡蠣を食べる女》、宗教画の代表作《悲しみの人》など、約50点のアンソール作品に、アンソールに影響を与えたブリューゲルやルーベンスらフランドルの画家や、クールベやファンタン=ラトゥールなどフランスの画家の作品もあわせて展示し、100余点でアンソールの画業と、その芸術を生み出した背景を探ります。
アンソールは、優れたコレクションとして国内外から高く評価されている当美術館の西洋美術コレクションの端緒として位置づけられます。本展はアンソールを、肥沃なるヨーロッパ絵画史の伝統とともに紹介するまたとない機会となります。アンソール独自の写実と幻想を、それを育んだ歴史的なひろがりとともにお楽しみください。

プレスリリースはこちら>

会期: 2012年4月14日[土]-6月17日[日]
休館日: 毎週月曜日[4月30日は開館]
開館時間: 10:00-17:30[入場は17:00まで]
会場: 豊田市美術館
主催: 豊田市美術館、NHK名古屋放送局、NHKプラネット中部、中日新聞社
後援: ベルギー王国大使館
協力: KLMオランダ航空
企画協力: NHKプロモーション
観覧料: 一般1,000円[800円]、高校・大学生800円[600円]、中学生以下無料
[ ]内は前売券及び20名以上の団体料金/市内高校生、障がい者及び市内75歳以上は無料[要証明]
※会期中一部展示替えがあります。

関連イベント:
●記念講演
「アンソールと美術の歴史」
ヘルヴィク・トッツ[アントワープ王立美術館学芸員、本展監修者]
4月14日[土] 午後2:00-3:30 逐次通訳あり
正午より配布する整理券と当日の展覧会観覧券が必要です[美術館講堂、172席]

●コンサート&レクチャー
アンソールの作曲したピアノ曲を演奏します
4月30日[月・祝]、6月9日[土] 午後2:00-3:00
ピアノ:奥村理恵[愛知県立芸術大学、愛知教育大学講師]
お話:鈴木俊晴[豊田市美術館学芸員]
正午より配布する整理券と当日の展覧会観覧券が必要です[美術館講堂、172席]

●30分で楽しむスライドレクチャー
「におう絵画:フランドル美術のスカトロジー」
5月5日[土・祝]
「画家の小宇宙:アンソールのアトリエ」
6月16日[土]
いずれも午後3:00-3:30 講師:当館学芸員
[美術館講堂、172席]

●バグパイプ・コンサート
ブリューゲルの時代の音楽を当時のバグパイプ[復元楽器]で演奏します
出演:ブリューゲルバンド
5月27日[日] 午後2:00-3:00
詳細は後日お知らせします>

●ワークショップ
「アンソールのこわくてふしぎな仮面をつくろう」
6月3日[日] 午前10:30-12:30
小学2~4年生、要予約[先着15名]
*募集は終了しています

●学芸員によるギャラリートーク
4月21日[土]、5月3日[木、祝]、5月6日[日]、5月12日[土]、5月26日[土]、6月2日[土]
いずれも午後2:00より>

●作品ガイドボランティアによるギャラリーツアー
木曜日を除く午後2:00より[関連事業開催日は午前11:00より]
いずれも当日の観覧券が必要です。1階チケット・カウンターにお集まりください

問合せ先:
豊田市美術館
〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1
Tel. 0565-34-6610

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企画展観覧料を100円割引します。(1枚につき2名様まで。)


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