2009年4月11日[土] ~ 6月21日[日]
Apr.11[Sat]−Jun.21[Sun]
エフライン・アルメイダ
小さな木製の四つの足から、血を思わせる赤いビーズの環が広がっています。《足》は、アルメイダの出身地であるブラジル北東部で盛んに行われる、エクス・ヴォトを思い起こさせます。エクス・ヴォトとは、病気や怪我の治癒を祈願して、木や蝋で象った身体の一部を教会に奉納するものです。アルメイダの作品には、しばしばこのエクス・ヴォトや掌の傷痕、教会など、キリスト教的なモチーフが現れますが、それらはキリストの受難に結び付く私たちの傷つきやすい身体のイメージを喚起します。
人間の皮膚と同じ色をした木による、両掌に収まりそうなほどの小さな彫刻。それは私たちの内奥に刻み込まれた、身体にまつわる「罰」をめぐる微かな痛みにそっと触れ、素朴で敬虔な祈りにも似た優しい感情を引き起こします。
(能勢)
| 作家 | 作品 | 制作年 | 技法、素材 | 寸法 |
|---|---|---|---|---|
| エフレイン・ アルメイダ |
足 | 2001年 | 木、ビーズ | サイズ可変 |
| エフレイン・ アルメイダ |
白鳥 3 | 2004年 | オイル、木 | 33.0×41.0×38.0cm |





















