豊田市美術館 (Toyota Municipal Museum of Art)

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所蔵作品

COLLECTION

Schiele, Egon(シーレ、エゴン) [1890-1918]
カール・グリュンヴァルトの肖像

1917年
油彩、カンヴァス
140.7×110.2cm

Schiele, Egon [1890-1918]
Portrait of Karl Grünwald
1917
oil on canvas
140.7×110.2

カール・グリュンヴァルトの肖像

作品解説

エゴン・シーレは、人間の実在とその表現に真正面から取り組んだ画家の一人です。虚飾をそぎ落とした鋭く力強いデッサンと渋みのある色彩によって、対象の内面を痛々しいまでに描き出したのです。
両手をしっかりと組み合わせ、何かを見据えたように落ち着いた表情で椅子に腰掛けているカール・グリューンヴァルト。彼はシーレの兵役時代の上官で、繊維業を営む芸術愛好家であり、シーレのパトロンとなった人物です。さまざまな視点が試されたデッサンの末に、完成作は俯瞰的な視点から見られたものになり、シーレの卓越したデッサン力と激しい筆のタッチが、この人物に生気をみなぎらせているかのようです。この絵を描いた1年後に、シーレは28歳の短い生涯を閉じました。

作家解説

1890 オーストリアのトゥルンに生まれる
1905 父アドルフ死去、伯父レオポルト・ツィハツェックが後見人となる
1906 ウィーン美術アカデミーに入学
1907 グスタフ・クリムトおよびウィーン分離派の強い影響をうける
1908 クロスターノイブルグ修道院の皇帝の間で開かれた展覧会に初めて出品する
1912 「不道徳」「未成年者誘拐」の容疑で囚われ24日間の獄中生活を送る
1913 ミュンヘン、シュトゥットガルト、ベルリンなどで個展
1915 エディット・ハルムスと結婚。召集され、オーストリア・ハンガリー軍に入隊
1918 第49回ウィーン分離派展。スペイン風邪によりウィーンで歿

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